2021年7月7日水曜日

2回接種を終えて。

 ワクチン接種の加速と供給不足は悩ましい話。今は嘆くより速やかな行政連携で、接種率6割の集団免疫化へと進むことを願うばかりだ。

娘は職域、息子は大学で今月に1回目の接種だが子どもから「接種すべきかな?」と問われ「当たり前だろ」とその時は迷いなく答えた。

後日、新婚の医療従事の友人に「私は子どもが欲しいので、遺伝子影響のデータが揃うまで極力接種は待機したい」と言っていた。

あくまで私見だが、医療関係者の接種状況が公表されないのは、接種ステイの方々が意外と多いのではと思ってしまう。

一方、医者は妊婦さんには接種を推奨している。接種したお母さんが「無事の出産と子どもにも抗体を」と祈るしかないのも悩ましい話だ。

リアルな副反応より、何十年後かの影響不明は、この先の人生が長い人には深刻である。子どもが是非を尋ねたのも迷う友が多いからだ。

そんな未来へと繋がる人々も、結局は自分で選択するしかない。あくまで接種は自由。接種拒否がワクチンハラスメントに繋がってはならない。

加えて、路上飲み、陽性隠し、マスク拒否の社会的モラルの逸脱者も現れた。犯罪行為は言語道断だが、集団での差別の発展は避けねばならない。


私には、倦怠感より安堵感!


そんな最中、生いさき短い私は高齢者枠でワクチン2回目を終了。感染防止以外に集団免疫化への一員になれた事は、少し嬉しい気がする。

2回目接種後は約半数が発熱と案じたが、高齢者の発熱は1割程度らしい。私の場合は平熱が約36.4度だが接種した夜に36.9度に上がった。

微熱だが、一応市販の解熱剤を飲み早々と就寝。翌朝は平熱に戻り普通に仕事に出かけた。

腕の痛みは2回目がきつく倦怠感と併せ2日後には回復した。しかし、そんなことより最大で最高の感想は、接種後のえも言われぬ「安堵感・安心感」の方が遙かに大きかったことだ。


今、コロナも生存をかけ変異に次ぐ変異。我々も生き方変異を画策するが、敵もなかなか手強い。まさに人類の英知vsコロナの変異の時間勝負だ。

コロナを封じ、以前の経済に戻すのに10年かかると語る学者もいるが、もはやそんな猶予はない。戦後日本が驚異の発展を遂げたように、私達一人ひとりが粉骨砕身する時である。

「七字のうた」と併せ「明けない夜はない。朝がくれば、昨日と違う一日が始まる」。一番に挫けそうな自分自身に、言い聞かせたい言葉である。