やる気のない人に無理強いしても成果はでない。学ぶ気のない人に幾ら教えても無駄と同じで、そもそも興味がないから気力も湧かない。
その時は辞めた方がよい。しかし興味はあるのにやる気が出ない時は、身体的な内的要因か、環境など外的要因かを探ってから対策を考えたい。その際は、自分の力の及ばない外的要因は選ばない。他人頼みの対策にしかならないからだ。
分かり易い犯罪者の例を一つ。犯行動機の多くが自分の非より、世間や相手が悪いと答弁する。では世間や相手を変えるのか、いや違う、そう思う自分に問題があると内的に要因を認識しない限り、解決への行動は生まれないのだ。
一方、急激なやる気の低下は、内的要因でのストレス疲労や心身の病気が考えられる。「他人と比べて何故」と悩みだしたら、受診し思い切って休養など、とにかく生活習慣を変えてみることだ。
これは重い病気やケガも同様で、先ずは「治療する」ことに気力を集中するしかない。
やる気スイッチは自分しか知らない。
先日、私は再検査で肝臓のCT検査を受けた。最悪を覚悟したが、異常なしに心底ホッとしたが、結果まで、やる気は完全に失せていた。やはり「健康体」は、全てのやる気の原動力なのだ。
こうした身体的不調以外で、やる気が失せた時は「やる気をなくす」と自分で決断したからだ。これは自身で、やる気を出せと変えるしかない。
昨今、やる気スイッチを押してくれるのは、親と学習塾だけだ。それだって、やる気オンを脳内で継続するには、自分自身の強い意志しかない。
そりゃ、やる気が出ない事もある。その時は「守るべき大切な人」を思い起こし、弱気になった感情を「やる気の習慣化」に服従させるのだ。
因みに私は週初めに、今週のランチ会や面会相手に些細な楽しみを見つけ、それを小目標にして、「今週のやる気スイッチ」をオンにしている。
そう、その時々で、どんなスイッチを、いつ押すかは結局自分なのだ。さぁスイッチON!