コンサル業は、役に立たねば契約の継続はなく、ある意味会社員より厳しいかもしれない。やはり不断の学びや知見の昇華は重要になる。
最近は経営陣の他に中堅社員から業務やマネジメントの相談を受ける。時には経営との板挟みもあるが、私の客観的な立ち位置と半世紀の役員経験が役立つようで、お陰様で忙しい。
因みに今の社員は総じて我慢強い。相手に指摘できずに1人悶々とするか、他人事と割り切ってしまうかのどちらかだが、実はどちらも感心しない。
「何かおかしい」と思ったら相手への指摘を躊躇したらダメだ。相手は指摘され気づくことも多いが、気づいたから解決と思ったら大間違い。
変わらないのは「他人」と「過去」。
以前書いたが大前提は、世の中で変わらないのは「人の心と自分の過去」で、変えられるのは「自分の心と己の未来」なのだ。えー、ならば指摘しても無駄かではなく、今までの我慢の自分から、相手に物申せる自分へと変えることが重要なのだ。
自分の明るい未来のために己を変えるのだ。そして変革に苦労するなら自分と同じ仲間を集うこと。一人で暴れても体制に跳ね返される。
企業変革は政治と同じで、提案(政策)を実現するには根回しと多数決の論理を使うまでだ。
その際の根本基準は「正しく行って何人も恐れず」の精神。実はこれ鐘紡創業の教えだったのだ。
しかし、我々は上位下達の体制に流され、鐘紡訓を忘れ会社崩壊を招いた。我が生涯の悔恨である。
「正しく行ってなんびとも恐れず」を信じ、
慈愛をもって「過去」と「他人」を受け入れ、
勇気をもって「自分」と「未来」変えるのだ。




