2019年3月31日日曜日

怒るより 溢れる笑顔が器量よし。

「溢れる笑顔」は人々を優しい気持ちにしてくれる。自己免疫のNK細胞が「笑い」で増大するのは実証済みだ。逆に「怒りの顔」は気持ちを動揺させNK細胞も減少する。未熟な私は、昔より表情にはでないが、怒ることは減少しない。

人への怒りとは、自分が大切にする事とは異なる言動を、相手がした時に起こる。自分への怒りは、自分が大切にする事を、自身が守れない時に起こる。自分の価値観からの「正解」が「大切にしている」こと。若い時は、正解を侵害されると、感情に任せ随分周りに迷惑をかけたものだ。

この怒りは、第二次感情であり「恐怖」「不安」「悲しみ」「落胆」「妬み」などの第一次感情と絡み膨大なエネルギーを持つ。これを客観的に理解し、怒りを重ねるうちに「正解」に柔軟に対応する事を学ぶ。こうした多様性の受け入れが、怒りの感情コントロールに繋がると思っている。

怒りをコントロールするには


米国大統領のアブラハム・リンカーンの「送らなかった手紙」は有名な話。彼は、怒り、失望、批判などを暴露した手紙を書いたが、それを決して送らなかった。机にしまい込み100年後に発見。手紙の効果・影響を天秤にかけた結果、書くだけで我慢したのだ。怒りを手紙に認めることが、感情コントロールに有効なのだ。私は昔「自分の中で怒りの感情がでてきたぞ、頭を冷やせ、3回深呼吸」と唱えていた。

ここで、自戒も込め感情コントロール「アンガーマネジメント」4つの方法を紹介する。

①怒りだしたら6秒間待つ。私は3回深呼吸だが、これは無駄な怒りを抑えられる。
②6秒間、もし○○だったらと考えてみる。意識をそらし立場の再考は相乗効果ありだ。
③「~すべき」の価値観は捨てる。自分の価値観を強要は無駄、捨てることだ。
④怒りを記録する。手紙と同様怒りを外に出し、何に怒ったかを確認する意味もある。

上記以外、有効的な秘策?を紹介したい。第一生命の「サラリーマン川柳」を眺め「みんな一緒だなぁ」と納得し笑い飛ばすのだ。怒りの解消に役立つこと必至。

「上司言う 俺は知らない聞いてない」「上司にも部下にも言えない ちがうだろ!」
「空気読め それより部下の気持ち読め」「早くやれ そういうことは 早く言え」
「制度より 働き方は風土から」ある、あると思わず苦笑、溢れる笑顔?である。

因みに「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」は尻に引かれた亭主の川柳だが、以前「ゴミの日に 出したいゴミはまだ寝てる」という傑作があった。セミナーで紹介し作者を問うと、女性は休日の亭主だ、男性はゴミ捨て強要する妻だ、と真っ二つ。

立場違えば「正解」は、左様に真逆となる。くれぐれも、互いを侵害する事なかれだ!
気遣いを忘れると「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」。笑えないのでご注意を。

https://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/

笑顔こそ「元気の源泉」




2019年3月11日月曜日

春、新たな生活。

この4月が新年度のところは多い。企業の決算年度だけでなく、卒業・入学・就職など新生活のシーズン真っ盛り。花王時代に掃除用品の売り上げが、師走の大掃除から3,4月の新生活時期へとシフトし始めたことを思い出す。

環境変化を乗り切るコツは、少しの覚悟と慣れしかない。私はカネボウ時代に14回転居したが、観光と郷土料理を楽しむぐらいが丁度よい。子どもの学校生活が絡むと家族は急激に馴染む。可哀想な思いもさせたが、その分視野は広がり、逞しくなったと信じている。

感謝と決意の三送会


先日「安田学園柔道部の三送会」があった。在校生、先生、保護者が柔道部の卒業生を送り出す恒例行事である。厳しい練習の日々、大会での激闘、遠征合宿など苦楽を共にした先輩との別れは、感慨深い日となった。

終盤の、保護者への感謝の言葉と花束贈呈は、涙・涙の場面であった。図体のでかい猛者が、母親の前で感涙に咽び、言葉が出ない真っ直ぐな18歳に、司会進行の私も涙腺崩壊。

彼らは大学でも柔道に励む者と離れてしまう者、浪人する者など様々。今は理想の花が咲かずとも、花は一瞬に咲くのでない「花は一筋に咲く」ものだ。一筋に咲かせる花の道程は、これからスタート。そして先生の言葉「柔道から離れても、自他共栄の柔道家精神は生涯背負うのだ。それを忘れるな」も胸に刻んで欲しい。

君たちの根っこに育った「先生・先輩を敬い、後輩を想う心」は、これからの人生の財産となるなぁと喜びつつ、来年卒業する息子への不安と期待を隠せない三送会でもあった。


この時期は、多くの出会いと別れの季節。これも、双方に存在感があればこそ「別れと出会い」を認識できる。相手を認めなければ記憶にも残らない。常に感性を磨き、謙虚を忘れず、成長を求める自分で在りたいものである。

一方「再会が叶わぬ別れ」ほど辛く悲しい事はない。8年前の東北震災の友人や、叱咤激励を頂戴した恩人・恩師も、残念ながら来世でしか会えない方がいる。今はただ、限りある時間を噛みしめて、現世での「一期一会一筋」のお付き合いを全うするしかないのだ。

花は一瞬でなく一筋に咲く