2023年9月1日金曜日

異常な熱さの先は。

 今年の夏は暑いでなく「熱い日」が続く。最近の気象現象は異常であり、熱中症の数と過去にない雨量で未曾有の被害を更新している。

一昔前は局地的大雨と呼び「線状降水帯」を知らなかった。継続集中して豪雨をもたらす線状降水帯は、瞬く間に浸水や土砂崩れを引き起こす。

専門家は「地球温暖化」による気温上昇で、空気中の水蒸気が増えることで連なって発生する雨雲「線状降水帯」が年々激増していると言う。

つまり地球温暖化が元凶で、今が最も深刻で「地球沸騰化」とも言われる。化石燃料の「発電と製造」に加え「森林伐採」でCO2は増加の一途だ。


自分の不始末は自分で後始末。


この温暖化、2,100年に地球平均温度で5~6度上がり海面は最大で82㎝上昇すると試算されるが、それ以上の驚きは過去との対比。1901年からの20世紀100年間で、地球温度が1.09度、海面上昇が19㎝と比べると温暖化の加速は凄まじく、67年後に迫る2,100年を考えると恐ろしくなる。

陸地の一部が水没しても我々は「ヤバい困った」と言い続けるのか。気候変動に無関心と揶揄される日本人は「何とかなるさ」と後回しにしがちだが、もはや許される域でない。

世界では「パリ協定」196か国が気候変動対策として各国が削減目標を掲げるが、公平性と実効性では各国のお家事情が絡むのは事実。

因みに日本は2030年までに「温室ガス46%削減」を掲げるがそう簡単でない数値だ。

国や企業任せにせず個人の努力も重要だが、私といえば、ガソリン車に乗りクーラー全開で正直、エネルギー問題はどこ吹く風である。💦

自分たちの不始末を、子や孫に背負わす訳にはいかない。ネットで個人的な温暖化対策を調べると「省エネと節約」の徹底しかない。日々の努力で発電と製造品をどれだけカットできるか。

★そこで我が家で取り組む基本事項。

①自家用車は避け、公共交通機関を利用する。

②余分な買い物はしない。(フードロスの撲滅)

③節電・節水の徹底。(消灯、冷蔵庫の開閉、空調の設定:冬20度・夏28度)

当たり前の節約運動だから「楽勝だな」と家内に言ったら「問題は貴方よ」と言われた。確かに余分な買い物も設定温度の度外視も私の仕業だ。

『温暖化を偉そうに語るなら、我が家の省エネを徹底しろよ』と自分自身に喝!が先。そう危機感だけ煽っても何も解決しないのだ。