2019年4月13日土曜日

64歳、健康寿命まで残り8年!

今月、64歳になった。会社員42年目、さすがに体力は低下したが、まだまだ人との繋がりも楽しいし、子どもの飼育もあるので、もう少し頑張ろうと思っている。私の拙い知見でも、若い世代の方々の役に立てれば本望である。

政府は年金崩壊回避の為、70歳までは現役で働こう提言に、まんまと乗っている。だが問題は平均寿命でなく「健康寿命」。2018年度の健康寿命は、男性72歳、女性74歳と延びている。しかし「平均寿命」とは何らかの要介護期間なので、男性で9年、女性は12年もあるので、健康寿命を延ばして用会議期間を短縮は我々にとって深刻な課題だ。

米国にキープヘルス思想という考え方がある。全ての活動は健康を維持する為にあるという発想。日本でも、身体的、精神的、社会的な健康を学習・実践するサイクル「健康生成論」に発展。健康は、社会的資源であり、組織的にも自分にも最高の財産である。

NNKネンネンコロリより、PPKピンピンコロリ


どんなに健康だろうが、我々は必ず死と向き合う。昔は「死生観」は他人事だったが、身近な人の死や年を重ねると考えるもの。自分が何処で、どんな状態で死を迎えるかの覚悟が大事。周囲に迷惑をかけぬよう無駄な延命行為は不要だ。しかし、その事態にボケ状態は最悪なので、これは家族と事前に共有すべき事だ。

将来、不治の病(癌など)になったら、治療の苦痛だけで治らなければ意味がない。日本は安楽死がご法度なので、尊厳死での持続的な鎮静、できれば在宅緩和ケアだが、周りの迷惑を考えるとネンネンコロリより、そうなる前のピンピンコロリで逝きたいものだ。


当たり前だが、我々は一度しか死ねない。出生時、自分は泣いて生まれ、周囲は喜びに笑った。死ぬ時、自分は穏やかに微笑み、周囲は悲しみに泣く。こうなるはずが、生きざま次第では「やっと逝ったか・」と周囲が笑い、自分は泣く場面の臨終だって在りえる。

そんな、寂しい末路だけは御免だ。ならば、平均の健康寿命までの8年の延長と寿命までの9年を縮めて、人様のために尽くす時間を精一杯増やそうと本気で思う。

「人様に感謝される人生と、なんとめでたいご臨終」はセットなんだ!と思い至った。

ピンピンコロリで頑張るぞ!