2025年10月9日木曜日
百折不撓 光星竜!
2025年9月17日水曜日
心ふるえる唄。
日本の音楽界に多大な影響を与え、古希を過ぎても現役で活躍するシンガーソングライターに目が離せない。なんたって我が青春そのものだ。
小田和正78歳、矢沢永吉76歳、さだまさし、中島みゆき73歳、山下達郎72歳、松任谷由実71歳に続き、桑田佳祐、竹内まりや、松山千春は私と同学年の70歳。因みに私の十八番「お掃除オバチャン」の元憂歌団の天使のダミ声、木村充輝は71歳である。
彼らの独自の世界観は類まれな才能が成せる技で、今もライブは満杯で我々に夢を与えてくれる。彼らのライブに行きたいが、みな人気がありすぎてチケットが手に入らないのだ。💦
私は一昨年、友人の誘いで「矢沢永吉」ライブに出かけ、彼のパフォーマンス、最高のバンド、熱狂する観客の一体感に完全にやられた。実は1978年入社したカネボウ夏キャンペーンが「Mrサマータイム」vs資生堂は永ちゃんの「時間よ とまれ」。あの夏は矢沢永吉が憎らしかったが、今では圧倒的存在の熟年の永ちゃんに完全に魅せられている。
■新曲「真実」:https://www.youtube.com/watch?v=bdZEFmbAEwE
先日は最年長の小田和正ライブに娘と行ったが、憎めない毒舌と優しい声とメロディに興奮した。矢沢永吉とは全く異なるファンも印象的だった。
「いのちの歌」で元気をだして
若い頃は竹内まりや「元気をだして」に癒された。その彼女が作詞して2014年にカバーした「いのちの歌」、当時は聴き流したが、70歳の今、彼女が唄ういのちの歌に感動した。命と向き合う年代になり、歌詞の深みを実感して心が震えるのだ。
■いのちの歌:https://www.youtube.com/watch?v=GhRdNGX9Pp4
アーティストは歳を重ねる度にファンの枠が広がる。若者は新鮮な歌に出会い、年寄りは昔を思う。そして、いつしか自分の琴線に触れた時に「心ふるえる唄」へと醸成されていく。
我々も、人として加齢と共に熟成・進化したいものだ。私の目標は自慢話は一切語らず、相手が求める事だけ助言する「謙虚な賢人」になることだ。
「賢人は愚かな人からも学び、愚かな人は賢人からも学ばない」と言われるが、賢人のコツは反面教師も含めて「我れ以外はみな師」と心得ることだ。
だから人生は『一生勉強、一生青春』なんだなぁ。
2025年8月24日日曜日
平日の散歩から。
会社員時代と同じ時刻に目が覚める。平日休みの朝メシは格別に美味く、そのあとはAirPodsで藤井風を聴きながら10分ほどの海まで散歩する。
海浜公園は昔よりランニングする人は減り、高齢者がウロウロしてる。久しぶりの平日散歩で、この街と住民が歳を重ねている事を実感する。
23年前の新浦安は、幼稚園バスや子どもの声で活気に溢れていた。今はデイサービス車が増え、子どもは激減。当時の新設小学校は先々老人ホームに転用できるようエレベーターや天窓が設置されていた。今は未使用EVが稼働するのも遠い話ではない。
以前も述べたが、一般的な街づくりは30~50年スパンを前提に施設を建てる。近所のスーパーは30年の減価償却計画と、住民の変化に応じた商品構成や改装計画を立てる。最近は少家族の生鮮パックと年配者向け惣菜の拡大はご存知の通りだ。
さて平日散歩だが、引退した友人とのファミレスのランチで「実は散歩コースも曜日別」と聞き、早速私も採り入れた。確かに散歩が飽きない。
自営業になって分かること。
先月、税務署に個人事業主と青色申告をe-taxで申請したが、PWの再入力が面倒で往生した。先日は年金ネットに入る際に選択した質問を忘れ、面倒だがハガキで質問回答を送って貰ったばかりだ。💦
総じて公共のアプリは不親切で顧客不在だ。高齢者に年金事情を煙に巻くかと思うほどの年金ネット、マイナポータルやe-taxなどブラックBOXだ。
まぁ色々あったが、私のコンサル活動は順調だ。有難いことに他からも仕事の依頼を頂くが、現状のまま、なるべく無理せずにのんびりしたい。
就活中の63歳の後輩が、仲介者から「企業のマネジメント経験は不要、何かCANがあるか、実際に実務ができないと要らない」と言われた。「元企業の偉いさんで、スキルも人脈もないと悲惨だな」と2人でしみじみ語り、彼はプライドを捨てた。
そう考えると、私は定年後もブランド上市や営業をしてきた事で、ご縁ある方々と繋がり続け、こうして仕事を頂けることに感謝と責任を痛感した。
そして今は異業種が面白い。見る聞く全てが新鮮だが、やはり業界を知らずは会話が続かない。早々に海苔を学び、痺れる入札に参加したいのだ。
挑戦できる今を大切に、広い視野の今を満喫、歩ける今に旅、大切な人と過ごす今を丁寧に。そう、いずれ体は衰え、夢を追う気力もなくすのだ。
人の五感と感性は千差万別なれど全ては「有期限」である。それを忘れず、今を精一杯だ。
2025年7月29日火曜日
感激と驚きの別れ。
ジモスからのプレゼント。
2025年7月4日金曜日
18と81の自分探し。
10年先を考える大切さ。
2025年6月7日土曜日
食わず嫌い王。
本末転倒、急がば回れ!
2025年5月18日日曜日
48年目の節目で。
変化は摩擦を生み、摩擦は進歩を生む。
実は4年前に退社を考えたが「SINN PURET」があり継続を決意。EC以外の小売戦略は、百貨店、専門店、バラエティと380店舗になり、bestコスメ大賞も84冠とブランド認知も売上も好調である。
内田理央やAlexandrosとのコラボ、香りで生理前後の体調改善を脳波立証したフェミテックなど、独特の世界観を持つ「SINN PURUTE」の成長は気になるが、後任に託したら見守るだけだ。
やはり組織交代には早期人事に限る。組織は替えるから変わる。何事も変化に多少の摩擦はつきものだが、その摩擦が進歩を生むのだ。
会社員は名刺で成長する一方で、評価者パワーを己の力と勘違いした我儘上司も出現する。上長とは後任を育て次に託す役回りであり、立場の固執は組織の後退に繋がると心得るべきだ。
古希になって頑張る事。
老後が自分事となり、年金事務所と市役所を尋ねたら、住民税、健康保険、介護保険など到底年金だけでは暮らせない事を痛感。70歳まで厚生年金は払っても、今までの支給停止分は消滅する不条理など、今更ながら老後の厳しさを知った。
今後は個人事業主として確定申告するが、先ずは自営業として生活の安定させ、あとは如何に余生を楽しむかという難関が最後に待っていた。
さぁ70オヤジの生活は如何に。女優・樹木希林は『年齢を脱ぎ 冒険を着る』と言ったが、さて私の冒険リストは、旅行、ライブ、サックス、友と再会、そして合間に仕事だが、その冒険もやってみなけりゃ分からない。
まぁ幾ら冒険しても、いずれ私も「人生の潮時」が訪れるわけで、その日が来るまで「好々爺」で居続けたいものだ。そう目下の最大の冒険は「笑顔一杯、仏の田邊」である。笑。
この機に今までの亭主関白ぶりを反省し、この節目で亭主関白の幕を下ろすことにした。💦
2025年4月30日水曜日
まだ見ぬリスク?
弊社にも新入社員が入ってきた。この時期は慣れないスーツの新人が街を闊歩する。将来は会社を背負うぐらいの勢いで入社して欲しいが、どうもそうではなさそうだ。
昨年の新卒は冒険しない「さとり世代」と言われたが、今年卒の就職意識調査は志望の1位が安定企業49.9%、次に給料が良い23.6%で過去最多。逆に敬遠するのはノルマのある会社38.9%、転勤が多い会社30.3%と、これも過去最多らしい。
ノルマも転勤もなく安定した給料の良い会社。そんな所なら私も入りたい。どこかで何かを妥協し、それを乗り越えてこその仕事の筈だ。
サイトを纏めると『まだ見ぬリスクを避け、体力気力を極力減らし多くのリターン(給料)を得たい』それには自らで機会を取るより機会を貰う受け身が安全だと。そもそも出世は面倒だし安全な選択肢が望めない会社なら簡単に諦める。
因みに今年は「モームリ」など退職代行が早く、入社数日での退職希望がザラらしい。彼らは「まだ見ぬリスク」を避け転職を繰り返すのか。
「ふざけるな」と思わず唸った私だが、何故?と彼らの背景を今一度考え直してみた。
確かにコロナ禍の学生は、変化が激しく不確かで正解が分からずに卒業し「貰い手意識」が強い。加えて価値観の多様化が進み、SNSやネットでキャリアの比較や選択肢が無数に提示されすぎて、選択のリスクを恐れているのだ。
直近の新卒が特殊な環境で育ったツケは大きい。採用した企業側も彼らを将来の要にする為、社員教育や組織人事を見直す必要に迫られる。
昭和オヤジは時代錯誤。
彼らを「軟弱で舐めてる」と批判するだけなら、昔を自慢する昭和オヤジだ。もはや「俺の若い頃」は通用しない。相手は「昔話など知るか、結局自慢か」と間違いなく思っている。
ならばどうするか。それは懇切丁寧に、自ら行動するメリットと方法を伝え、自律したキャリアの描き方を教えるしかない。「経験から学ぶ喜び」を彼らに与えるのだ。これは我慢と時間を要するから互いに簡単に諦めてはダメだ。
一つ明確なのは、若手も年輩も人間関係で感じる幸せは同じであること。欲求5段階の生理的欲求、安全、社会的欲求を経て社会人になると「承認欲求」が最も重要なカギになる。
人間関係の幸せは・褒められる・愛される・必要とされる・役に立っているの欲求で、これが満たされた人は、やる気や成果が格段に上がる。つまり上司は部下の承認欲求をどう満たすかで、これは仕事以外の関係性でも同じだ。
勿論、己にも承認欲求はあるが、職階が上がるほど承認する側に傾注するのだ。誰でも「貴方が頼り」と言われたら意気に感ずるのだ。
先輩諸氏は、仕事に夢も冒険心も持てない彼らを不憫と思い、夢と希望を与える為、彼らの体験一つ一つに関心を持ち認めてあげることだ。
さて、入社2年目の息子は「明日のエース」と煽てられ、やる気満々で奮闘中。ただ金欠病と多忙は相変わらずで、彼は承認欲求より食欲と睡眠欲とは、どうしたもんか。💦
「腹が減っては戦は出来ぬ」、もはや私が出来るのは食品などの物資の後方支援だけである。