2025年8月24日日曜日

平日の散歩から。

会社員時代と同じ時間に目が覚める。平日休みの朝メシは格別に美味く、そのあとはAirPodsで藤井風を聴きながら10分ほどの海まで散歩する。

海浜公園は昔よりランニングする人は減り、高齢者がウロウロしてる。久しぶりの平日散歩で、この街と住民が歳を重ねている事を実感する。

25年前の新浦安は、幼稚園バスや子どもの声で活気に溢れていた。今はデイサービス車が増え、子どもは激減。当時の新設小学校は先々は老人ホームに転用可能のエレベーターや天窓が設置されていた。今は未使用EVが稼働するのも遠い話ではない。

以前も述べたが、一般的な街づくりは30~50年スパンを前提に施設、建造物を建てる。近所のスーパーは30年の減価償却と、住民の変化に沿った商品構成や改装計画を立てる。最近は少家族の生鮮パックと年配者向け惣菜の拡大はご存知の通りだ。


引退した友が、毎日の2時間散歩を飽きないように「曜日コースを決めて回る」と言ったが、実際に散歩を始め、私も何ルートか決める事にした。


自営業になって分かること。


先月、税務署に個人事業主と青色申告をe-taxで申請したが、PWの再入力が面倒で往生した。先日は年金ネットに入る際に選択した質問を忘れ、面倒だがハガキで質問回答を送って貰ったばかりだ。💦

総じて公共のアプリは不親切で顧客不在だ。高齢者に年金事情を煙に巻きたいかと思うほど年金ネットやマイナポータルやe-taxなどブラックBOXだ。


まぁ色々あったが、私のコンサル活動は順調だ。有難いことに他からも仕事の依頼を頂くが、現状のまま、なるべく無理せずにのんびりしたい。

就活中の63歳の後輩が、エージェントから「大手企業のマネジメント経験など無用、何か具体的なCANがあるか、また実務に精通していないと要らない」ときっぱり言われ、彼はブライトは捨てた。

「元企業の偉いさんで、しかもスキルも人脈もない高齢者は悲惨だな」と彼としみじみ語った。

私自身は、この10年に実務を経験した事と、今までの出会った人々のお力で、こうして仕事を頂けることへの責任と感謝を痛感した。


そんなわけで、今は異業種が面白くて仕方ない。見ること聞くこと新鮮で刺激的なのだ。営業の本質は変わらないが、業界を知らないと深い会話にならない。速やかに海苔とお茶の知見を深め、次年度の海苔の入札に参加出来るようにしたいものだ。


先人は言う。「挑戦できる今を全力で生きろ。鮮明に見える今を満喫しろ」と。そう、いずれ人は、見る事も出来なくなり夢も追えなくなるのだ。

人の五感と感性は千差万別なれど、それが「有期限」である事を忘れずに、今を精一杯だ。