2022年8月28日日曜日

変われたら変わる。

 以前も紹介した言葉。世の中で変わらないのは「他人の心と自分の過去」で、世の中で変えられるのは「己の心と自分の未来」まさに名言だ。

良否問わず過去は戻らない。明るい未来の為には自分をどう変えるかだ。反省多き過去ならば、今までの自分の生き方が間違っていたのだ。

対人関係が原因なら、相手の人間的側面を知り、好感を持つ努力から始める。相手をよく知らないから苦手にしてしまう。(ザイアンスの法則)

社内での提案も、己の都合を優先し相手を変えようとせずに、事前に反論者への根回しや譲歩するのも「突破力」の一つだ。加えて、決めるなら満場一致させないと、推進も責任も提案者に偏り、ヘタ打つと孤立無縁になってしまう。


家内のために自分が変われ!


結婚して25年、未だに「家内の為なら今すぐ死ねる」と周りに言い続けている。とっておきの秘訣は「今日もまた自慢した」と家内に伝える事だ。何を自慢したかまで話すと、家内がその事で進化するから不思議だ。そして、また自慢するのだ。


カネボウ存亡でテンパった事も一度や二度でない。その都度、家内に救われた。ある事態の収拾で奔走した時に血尿まで出た時、もう限界だなぁと音をあげたことがある。

家内に「買ったばかりのマンションを売り払い、田舎に帰ろうか」と相談したら「売るより貸そうよ」と言われ拍子抜け。あれだけ喜んだ持ち家に執着しない(フリ)をしてくれた。あの一言で肩の力がすーと抜けたことは今でも忘れられない。

霞が関での取り調べは「大丈夫、命までは取られない」と思わせてくれた安息場所が我が家だった。玄関でその日の「重く傷んだ鎧」を脱ぎ捨てる動作をしてドアを開けていた。

これは効果的。イメージトレーニングと同じで「背負ったものを脱いだ」と思う事で、オン・オフが切り替わり、気持ちが軽くなるのだ。

仕事のウサを家に持ち込むと簡単に家庭は崩壊する。私には、家族との食事、子どもと遊ぶ、家内との世間話など、何でもない日常が自分をどれだけ救ってくれたか。

時は流れ、今は娘は仕事で息子は別居で食事はバラバラ、世間話は家内と娘、そして重い鎧も無くなった。仕方ないが少し寂しいものだ。今後引退した時に、粗大ゴミにならぬよう家内との接し方を見直さないとヤバいことになる。

先ずは結婚式で、皆様に誓った言葉を思い出せ!

『友(家内)の悲しみに我は泣き、友(家内)の喜びに我は舞う』の「友」を「家内」に変えると豪語した25年前を、しんみりと噛み締めた。💦


■「人を知るほどに好きになる」は本当だ。 (ザイアンスの法則)

http://tanabeshiho.blogspot.com/2013/11/blog-post.html?m=1