今は新宿・渋谷など街が大変化し巨大迷路となり、おまけにヒトが多すぎて個人的には大嫌いだ。仕事で待合せとなると頭が痛くなる。
スマホ案内を見ても一発で辿り着いたことがない。まぁ目的の駅は電車で簡単に行けるが、問題は改札出口もその先も私には迷路なのだ。
上京した高校1年は東京に浮かれ、新宿や原宿などに出かけたが、観光に来たわけでなく徐々に生活圏内で過ごすだけになった。
大学時代、吉田拓郎の「ペニーレインでバーボン」を聴き、原宿のペニーレインを友人と探した。マイナーとはいえ誰に尋ねても知らず、原宿に地元の人はいないと痛感したものだ。
まぁ、探す我々も、道を尋ねた通行人もお巡りさんも地方出身者だったし、吉田拓郎本人も広島出身だから無理もないか。
東京ブランドは魅力的。
実は東京に生粋の江戸っ子は希少。高校時代に浅草の老舗旅館の息子が「おいらみてぇな親子三代の江戸っ子は100万人」と言ったが、今は60万人で東京1億4千万人の0.5%なのだ。
それでも東京生まれの人は4割いるが、他県からの膨大な通勤通学で膨らむから、都内の大半は地方出身者だ。故に田舎者の憧れと魅力ワードとして、東京を冠した施設が実に多い。千葉の東京ディズニーランド、〇〇東京ベイ、東京成田空港、東京ドイツ村、川崎と木更津間の東京アクアラインetc。(横浜は東京に媚を売らない)
確かに世界ブランド「TOKYO」だが、これはローカル商店街の〇〇銀座と同じで、地元を否定する気がして、何となくモヤっとする。
千葉から東京に通う人を「千葉都民」と誰か言ったが冗談じゃない。私は千葉県民の浦安市民だ。東京目線で語る必要などないのだ。
そうは言っても東京の財政は19兆円。スイスの国家予算に匹敵する世界二位の巨大都市TOKYO。しかし一極集中の最も危うい点は、天変地異が起きたら国が壊滅することだ。
完全引退したら「さらばTOKYO」宣言をするが、今暫くは東京様のお世話になるしかない。
『てやんでぇ 東京は不滅 しんぺぇすんな』
多分、浅草の旅館のせがれはこう言うだろう。
