2020年12月11日金曜日

大学柔道物語

 息子は、新設柔道部の活躍と体育教師を目指し、帝京平成大学に入学した。待機を経て7月から大学近くのアパートから元気に通っている。

新生部員18名は、監督とコーチの指導を受け熱い日々。練習と課題提出に追われるが、仲間との毎日が楽しそうで何よりだ。

筑波大から移籍した小野監督と三戸コーチは、部員たちと大学1部リーグ入りを目指すも、ご存知コロナ。大会は中止となり、今は練習を積み重ね来年に賭けるしかない。

先日、息子がケガをし監督から「気の緩みが原因」と注意されたが当然だ。今は回復したが、乱取りの油断や自分への誤魔化しはご法度だ。


コロナ禍でやるべきことは。


先月「講道館杯」が無観客で開催。帝京平成大から、昨年インハイ2位の81級の老野選手が出場。BS配信で応援したが、延長戦での指導での惜敗は残念無念であった。

今大会は、コロナの影響で学校毎の感染状況次第による練習と調整不足の格差を感じた。

今後、無観客でのモチベーション、三密回避のコーチィング、最少人数の大会を想定し、試合運びや準備を整える必要がありそうだ。

ここにきて、年明けに千葉県選手権大会、2月は関東学生体重別選手権が予定された。感染拡大が不安だが、帝京平成大が大活躍の新風を巻き起こして欲しいものだ。

大学柔道は、指示待ちの高校柔道と違い、自主性を重んじる世界。何をどう克服するか考え、行動するかどうかは自分次第だ。

息子は、今度こそ95㎏前後の体重を102~3㎏まで増やし体幹と持久力を鍛えて、本番には100㎏以内に絞り込む体づくりを目指すようだ。

毎日、自炊の肉料理と4合飯を食い続け、菓子・糖質飲料も一切取らない息子に、弊社の自信作「四季の塩」を使わせ、遂に彼は食いトレと筋トレのマニアと化した。

現在は98㎏だが「練習で減り、食べて増やす」を繰り返しながら増量していくと話す息子に一言。頼むから「脳トレ」強化も加えてくれ!


我慢でなく、辛抱の先に希望が灯る!


正直、もうコロナにはうんざりだ。昭和男には、相手の体温と脈を感じる付き合いが懐かしい。リモートとメールだけでは安心できない。しかし今は心配するより、やるべき事を気を緩めず粛々と継続するしかない。

コロナに「勝つ意欲」は誰もが持っている。しかし意欲だけではどうにもならない。最も重要な意欲とは「勝つために準備する意欲」であり、周到に万全な準備以外に勝つ手はない。

我慢の先は不満が残り、辛抱の先に希望が灯る。我々の辛抱が「コロナ終息と東京五輪」を実現!の希望をもち、準備万端の2021年を迎えたい。

比べる過去がなく、我慢や辛抱とも思わずに頑張る「帝京平成大柔道部」。彼らの活躍を祈念して止まない。そして、これからも目が離せない。


■帝京平成大学男子柔道部インスタ

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■Coyori:自然の恵み「四季の塩」https://camp-fire.jp/projects/view/337549