2025年11月16日日曜日
白内障で目覚める。
2025年10月30日木曜日
俺も茹でガエル?
すっかり肌寒くなったが、この夏の猛暑は外出すら億劫だった。ところが私は忙しくて億劫どころか掛け持ちで訪問することが多く、紫外線の総攻撃を受け少々バテ気味だった。
一方で、自営業が始まり先様の課題を深掘りすると、最近、連携する他部署のコンサルも先方から頼まれる。報酬アップは嬉しいが、このままだと以前より忙しくなりそうで少し不安なのだ。
その不安とは、今夏の酷暑での過密スケジュールによる体力の不安と、PC一式入りの重いリュックで動き回ることでの腰痛再発の不安である。
正直、これは私の思い描いた「引退のんびり生活」のイメージが遠のくばかりなのだ。
さて、私を不安にさせた夏の異常気象だが、気温40°以上が全国で多発した。今まで気象庁は35°以上を猛暑で括ったが、3年前に40°以上を「酷暑」と制定したばかり。人の体温が40°なら重病人だが、ましてや外気温が40°を超えるとはありえない。
一昨年の今頃、ブログで地球温暖化を取りあげた。2100年に海水温が6度上がり海面は82cm上昇、多くの陸地は水没となるとツバル、モルディブ諸島は水没、更に海面1mまで上昇すると、何と日本の砂浜の9割が消滅すると言われている。更に2050年の夏の気温は47°との試算もあり、もはや日傘、クーラー、水分補給のレベルではない。
いつのまにか茹でガエル?
しかしこれだけ地球温暖化が深刻なのに、我々に危機感が乏しいのも事実。世界の大国は自国ファーストの自己中心が蔓延、地球の生態系や環境や気象学者の話など皆聞きやしない。
今政治は立て直しに躍起だが、政治空白と無関係に天災は訪れる。水害頻発は深刻で都度対策に追われるが、その根本原因でもある温暖化対策は歯切れが悪く、丁度、政府が万人受けの刹那的課題を優先し先送りする「政治と金」と同じだ。
我々は、孫の世代に影響する事には自分事で捉えるが100年先は他人事だ。「茹でガエル理論」で、緩やかな変化は鈍感にやり過ごそうとする。しかし現状維持は後退だと心得たい。
当然、この世の事象は時間と共に変化する。老化や腐敗は実際に敏感に分かるが、緩やかな変化は多忙を言い訳に、鈍感な茹でガエルになる。
我々は「このままでは先行きが不安」を知っている筈だ。予兆に対し果敢に変える覚悟を持つ人を増やし流れを変えるのだ。国会の過半数と同じだ。
私も「茹でガエル」にならぬよう、今の仕事を現状業務で留めるか、更に増やすか、仕事半減で趣味や余暇を楽しむか、元気なうちに決めるとしよう。
このまま流れに任せて、はっと気づいたら、ライブも旅行も面倒くさがる爺いになってしまっていたら、あまりに癪じゃぁないか。
2025年10月9日木曜日
百折不撓 光星竜!
相撲道こそ実力と人間力の世界。
2025年9月17日水曜日
心ふるえる唄。
日本の音楽界に多大な影響を与え、70歳を過ぎても現役で活躍するシンガーソングライターに目が離せない。なんたって我が青春そのものだ。
小田和正78歳、矢沢永吉76歳、さだまさし、中島みゆき73歳、山下達郎72歳、松任谷由実71歳に続き、桑田佳祐、竹内まりや、松山千春は私と同学年の70歳。因みに私の十八番「お掃除オバチャン」の元憂歌団の天使のダミ声、木村充輝は71歳である。
彼らの独自の世界観は類まれな才能が成せる技で、今もライブは満杯で我々に夢を与えてくれる。彼らのライブに行きたいが、みな人気がありすぎてチケットが手に入らないのだ。💦
私は一昨年、友人の誘いで「矢沢永吉」ライブに出かけ、彼のパフォーマンス、最高のバンド、熱狂する観客の一体感に完全にやられた。実は1978年入社したカネボウ夏キャンペーンが「Mrサマータイム」vs資生堂は永ちゃんの「時間よ とまれ」。あの夏は矢沢永吉が憎らしかったが、今では圧倒的存在の熟年の永ちゃんに完全に魅せられている。
■新曲「真実」:https://www.youtube.com/watch?v=bdZEFmbAEwE
先日は最年長の小田和正ライブに娘と行ったが、憎めない毒舌と優しい声とメロディに興奮した。矢沢永吉とは全く異なるファンも印象的だった。
「いのちの歌」で元気をだして
若い頃は竹内まりや「元気をだして」に癒された。その彼女が作詞して2014年にカバーした「いのちの歌」、当時は聴き流したが、70歳の今、彼女が唄ういのちの歌に感動した。命と向き合う年代になり、歌詞の深みを実感して心が震えるのだ。
■いのちの歌:https://www.youtube.com/watch?v=GhRdNGX9Pp4
アーティストは活動を重ねる度にファンが広がる。初めて歌に出会う人、歌と共に思い出を重ねる人。誰もが自分の琴線に触れた時に、私の「心ふるえる唄」へと醸成されていくもの。
我々も、人として加齢と共に熟成・進化したいものだ。私の目標は自慢話は一切語らず、相手が求める事だけ助言する「謙虚な賢人」になることだ。
「賢人は愚かな人からも学び、愚かな人は賢人からも学ばない」と言われるが、賢人のコツは反面教師も含めて「我れ以外はみな師」と心得ることだ。
だから人生は『一生勉強、一生青春』なんだなぁ。
2025年8月24日日曜日
平日の散歩から。
会社員時代と同じ時刻に目が覚める。平日休みの朝メシは格別に美味く、そのあとはAirPodsで藤井風を聴きながら10分ほどの海まで散歩する。
今の海浜公園は、ランニングする人より高齢者の散歩の方が拡大している。久しぶりの平日散歩で、私を含めてこの街と住民が歳を重ねている事を実感する。
23年前の新浦安は、幼稚園バスや子どもの声で活気に溢れていた。今はデイサービス車が増え、子どもは激減。当時の新設小学校は先々老人ホームに転用できるようエレベーターや天窓が設置されていた。今は未使用EVが稼働するのも遠い話ではない。
以前も述べたが、一般的な街づくりは30~50年スパンを前提に施設を建てる。近所のスーパーは30年の減価償却計画と、住民の変化に応じた商品構成や改装計画を立てる。最近は少家族の生鮮パックと年配者向け惣菜の拡大はご存知の通りだ。
さて平日散歩だが、引退した友人とのファミレスのランチで「実は散歩コースも曜日別」と聞き、早速私も採り入れた。確かに散歩が飽きない。
自営業になって分かること。
先月、税務署に個人事業主と青色申告をe-taxで申請したが、PWの再入力が面倒で往生した。先日は年金ネットに入る際に選択した質問を忘れ、面倒だがハガキで質問回答を送って貰ったばかりだ。💦
総じて公共のアプリは不親切で顧客不在だ。高齢者に年金事情を煙に巻くかと思うほどの年金ネット、マイナポータルやe-taxなどブラックBOXだ。
まぁ色々あったが、私のコンサル活動は順調だ。有難いことに他からも仕事の依頼を頂くが、現状のまま、なるべく無理せずにのんびりしたい。
就活中の63歳の後輩が、仲介者から「企業のマネジメント経験は不要、何かCANがあるか、実際に実務ができないと要らない」と言われた。「元企業の偉いさんで、スキルも人脈もないと悲惨だな」と2人でしみじみ語り、彼はプライドを捨てた。
そう考えると、私は定年後もブランド上市や営業をしてきた事で、ご縁ある方々と繋がり続け、こうして仕事を頂けることに感謝と責任を痛感した。
そして今は異業種が面白い。見る聞く全てが新鮮だが、やはり業界を知らずは会話が続かない。早々に海苔を学び、痺れる入札に参加したいのだ。
挑戦できる今を大切に、広い視野の今を満喫、歩ける今に旅、大切な人と過ごす今を丁寧に。そう、いずれ体は衰え、夢を追う気力もなくすのだ。
人の五感と感性は千差万別なれど全ては「有期限」である。それを忘れず、今を精一杯だ。







