2025年12月21日日曜日

我が家の事情。

便りがないのは元気な証拠。息子を知る方に「勇斗は元気ですか」と尋ねられたら、そう答える。たまに米を無心する彼の電話だと日々忙しいようだ。

時々送られる家族LINEには、社内表彰されたとか、金欠で手弁当を持参とか、金沢は寒いなど断片的に溢すが、最近は仕事の愚痴が出ないのだ。

来春3年目で仕事が面白いようだから、社会人の作法とお客様の心理や仕事を覚える為に、今は働いて働いて働いて参りますが丁度いい。

一方、来春7年目の娘はマイペースで安定した仕事から、自ら新たな幅を広げる仕事探しに挑戦だ。


商売の基本は「貴方から買いたい」



さて最近、息子は女性のお客様から「大の里に似てるわね」と言われるらしい。石川県出身の横綱に似てるとは地元では最高の褒め言葉だ。

彼は「有難うございます」と笑顔を返すらしいが、その応対は正解。柔道引退で今や100k超級で単に力士と間違えただけだろうが、財布を握る奥様方に印象を与えるのは接客では重要だ。


昔から、景気による消費は「女性は飛行機の前輪、男は後輪」と言われる。景気の上向き、つまり飛行機の離陸は前輪(女性の消費)が地上から先に離れ上向くが、後輪は最後まで残る。逆に下降の着陸は後輪が真っ先に着地する。

因みに飛行機の後輪は「ローカルの中小企業」にも例えられ、好景気の恩恵は男性と中小企業は後回しで、不景気風は真っ先に直撃するのだ。

商売の肝は家計を握る人を知ることだ。特に家庭共有のモノ購入の決定権者が誰か。少なくとも小遣い制の旦那さん宅は奥方が決め手である。

我が家も、余程の買い物以外は家内が決める。では余程の買い物とは何かと聞かれたら、家の決定も家内だから、実は未だに見当たらない。💦

我が家は「私が稼ぎ家内が管理」が円満のコツだ。そして、徐々に大切な子どもは見守るだけになり、奥方との「人生の伴走」が一番大切になる。


皆様も年末年始は奥方に優しいお言葉を!
加え、各位様の健やかな越年を祈念申し上げます。