私の独り立ちが始まった。どうしてもコンサルは平日だからスケジュールの効率化が大切だ。今のところの週2.3日ほどの活動はだいぶ気が楽である。
ラクと言えば、今までの給与制度が如何に楽だったかを思い知る。経費も社会保険も税金も会社任せで済んだが、今後の自営業はそうはいかない。
そこで面倒な財務大臣は家内に任せ、私は業務に集中することにした。まぁ今までの我が家と全く変わらないのが一番なのだ。
ジモスからのプレゼント。
因みに、JOMOS社員は皆さん優秀でいい奴ばかり。心温まる言葉に感謝感激だった。こんな70オヤジを慕ってくれ本当に居心地が良かった。
福岡では田邊限定の商品のプレゼントに感激した。愛用するMSMクリームを大容量にして、田邊仕様のラベルまで貼るとは、使うのが勿体無い。
東京の送別会では社員からの動画を視聴。思い出の写真と仲間の言葉に感動終了したつもりが、次に特別動画のタイトル。まだ終わっていないのだ。
何だと思いきや、なんと娘と息子が登場。これは驚いた。実は密かに家族に依頼したらしい。娘と家内は自宅からお疲れ様の言葉。金沢の息子からは、学生時代に厳しい父に怒られ家から追い出され、玄関先に寝袋で一夜を明かした話に、皆が大爆笑。
もう一つの驚きは、ジモスがお世話になる代理店ゼネラルアサヒ(GA)様から「3D田邊」を頂戴したことだ。部下が私を360°広角撮影した時点で「3Dの俺か」と思ったが、実物はリアル過ぎて想像を遥かに超えていた。夜見ると気味が悪いほどだ。
私はこの制作過程が気になりGAに色々尋ねた。最新の3Dプリンターはかなり精巧に復元できる。私の360度写真から設計図を作り、9時間半かけ完成したらしい。実は内緒だがGAさんの高性能3Dプリンターは「フェラーリ」が買えそうな価格である。
私が3D胸像と3つの頭部を持つ写真があるが、頭部は肌色を決める色校正用だ。福岡の部下たちはこの頭部を魔除けの置物にするようだ。笑
最終日にはメッセージボードを貰った。仕舞い込めない大きさの額縁に、ボード中央にメッセージ動画のURL(YouTube)まで付けるとは恐れ入った。これらのプレゼントに加え、顧問のお話も頂戴して、少しは私が会社のお役に立てた証のようで本当に嬉しかった。
会社員48年の間に16回の異動、13回の転居、子どもは3回づつ転校した。実に多くの出会いと別れを経験したお陰で生涯の友と、新たな出会いに好奇心一杯の性根が出来上がった。
やはり人生の楽しみは「明日への好奇心」と「出会いは人生の宝」が全ての源泉なのだ。