68歳の現役はいつまで頑張るか。80過ぎの現役友人と今の会社には申し訳ないが、私の本音は早く引退してのんびり自由に暮らしたい。
42歳で結婚して、家購入と下の息子誕生が46歳の時だから60歳で引退は無理だった。今も現役でいられるのは有難い話だが、来春に息子が就職して家のローンが終われば、もうフルタイムで働く必要がないのだ。一般的には60前後で子育てと返済を終え、あとは貯蓄と年金で第二の人生を謳歌が理想だが、今の環境下で、そんな方はどれくらいいるのだろう。
現在、雇用延長制度は65歳で区切り、それ以降は需要と供給次第だ。政府が年金支給を65歳に延長した空白の5年を自活させる為、雇用延長を制度化して支援金を投入したのだ。
身体的には65歳の前期高齢で多少ガタはくるが、介護不要の健康寿命の平均男72・女75歳までは、元気に街を闊歩し、要介護の後期高齢になると、その人数は激減することになる。
故に政府は70歳まで雇用延長すべきだ。ベテランのキャリアを活かし働き手を確保しないと、来年以降の深刻な労働力不足に対処できなくなる。
身体と相談しないと決まらない。
因みに、今の私は糖尿病や高血圧など大量の薬を飲むので、私の医療費は何と年間28万円。このままの不摂生では「呆けた要介護は、我が家の老害」になってしまう。
現在、私は二部門を兼務しフル出勤だが、古希を前にそろそろ世代交代の時期にきている。優秀な後任もいるし「老兵は去る」のみである。
最近は老兵の働き口も増えたが、立ち仕事は難しい私は、誠に勝手ながら暫くは現役で、引退後は割りのいい仕事が週2回程度で過ごしたい。
「いい加減にせえ」と言われそうだが、目標は高く就活を頑張るのだ。それには「心身共に健康」が大前提だ。A猪木の「元気があれば何でもできる」を「元気がなくなると何一つ出来なくなってしまう」と捉える方が臨場感がある。
やはり私も、目指すは介護不要のまま旅立つ「ピンピンコロリ」が終末の理想なのだ。
その為には今の自分に喝!だ「大食短命」「小食に医者いらず」を、とくと心得よ。