経験を積むと、腹が立つ事や悔しい事は減るかと思ったら、むしろ以前よりしょうもない事で腹が立つ。最近では日常でムッとする事が多い。
乗ろうとした電車のドアが直前で閉まった。昼飯カレーの夕飯がカレーが出た。朝から大雨。エアコン故障。注文と違うものがきた。欲しいものが品切れ、思いきり脛か爪先をぶつけた、痛。
ムッとする程度でも、自分が原因だと情け無くて悔しいが、外的の原因だと相手に腹が立つ。どちらも精神衛生上よくないのは確かだ。
一方で嬉しい事が直ぐ浮かばない時は、自分のバッドニュースの感度は敏感なくせに、グッドニュースのセンサーは鈍感なのだ。勝手なものだ。
ならば、先ほどのムッとしたBAD事件をGOODの愉快に変換したら、楽しく前向きになれる筈。
電車のドアが閉まったから、駆け込み乗車の危険を回避できた。クーラーが壊れたから節電できる。朝から雨で水不足が解消できた。品切れは節約。ぶつけた箇所が骨折せずラッキー。
ほら、捉え方次第でGOODに変わる。これを機に一つでもプラス思考変換を意識づけたい。
もっと早く言ってよ!
センサーと言えば、若い社員との感覚の違いにも驚かされる。先日、若手が予約したホテルが、本人だけ朝食付きで我々は素泊まり。意図的かと嫌味を言うと、ネットの入力ミスと謝るが、詫びる前に入力画面の確認不足を反省せよ。
こんな段取りミスが取引様への配慮不足になる事を案じ、ついバッドセンサーが稼働する。
もう一つ、バッドニュース・ファースト報告の遅れも課題。これは即対応だから、CMのように「もっと早く言ってよ」と叫びたくなる。
仕事の報告は、グッドかバッドかの結論を先に言ってから、その説明だ。聞く側はグッドの場合は「どこで褒め」バッドは「何が原因か」かと、聴く耳をどちらかに変えるからだ。
さて、バッドな心を少し前向きにする名言は、『雲の上はいつも晴れ』。今は暗雲立ち込めようが、その上空はいつも必ず快晴だよ。
と書いたら、今日もバッドニュースが飛び込む。また仲間がコロナ自宅待機になる。ここは「早く回復し元気倍増で復活」と捉えるしかない。
やはり「コロナに腹が立つ」は変えられそうもない。まだまだ修行が足りませんな。💦